ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



博士号という学位

私の人生を翻弄した学位です。
悪者のような言い方です。
取り巻く環境が良くないと考えています。

子供の頃の夢の1つでもあり、なんとか取得しました。
これは学位であって職位でも資格でもありません。
強いていえば国会議員の秘書になれるくらいで、理系にとってはあまり関係がありませんね。
国公立大学で講義をする職位の教授、准教授、講師になるためには必要な学位となります。

このあたりから急に制度や仕組みなので興味があれば。

博士号にも大きく分けて2種類。
論文博士というカテゴリです。もう1つは主流の課程博士です。
私は前者です。

論文博士は、講義の単位を必要とせずアカデミック(学術)な分野での実績となる学術論文が存在し、指導教官の教授からまとめなり新たな研究なりをまとめた博士論文を書き、2~3回のプレゼン審査に合格して得られるモノです。

一方、課程博士は、修士課程修了後さらに学生の身分をつづけ、研究成果をまとめて通常3年で取得する学位です。
講義の単位も必要ですが、研究成果が重視されます。研究成果をまとめた博士論文を執筆して発表&質疑応答を含めた審査が2回あります。
修士に比べ厳しいです。研究成果が芳しくなく審査にたどり着けなく挫折してしまう学生さんも多くいます。


実は、これほど苦労して取った学位が、産業界では役に立たない、逆に隠したほうが良い風潮にあるのがやるせないというのが本音です。

この案件、そこそこの炎上ネタなのであくまでASDとのかかわりについての私個人の意見のためご了承ください。

今後まだまだ深堀します。上記程度だと
・本人の問題を人や制度のせいにするな
・仕組みが全く違う
・多いとかわからん。ソースを出せ
・勝手にアスペに関連付けるな
ぐらいがスルーさせて頂くごコメントですかね。
内容があるご意見であれば喜んで返答もしますし、私のほうが完全に間違いだったと私が認識すれば訂正もさせていただきます。

博士号取得は人生において良かったと思っています。
後悔はしてません。運用が下手でした。
説明に面倒なんで現在は名刺の肩書から外しています。
博士論文は国会図書館に収めるので誰でも読めます。
貸し出しができない代わりにたしかWeb公開もしていると思います。
すでに誤字脱字が幾つか見つかっています汗


では、お堅い話ほここまで。

(実は記事を2つに分けました。編集画面に張り付けて約1000文字、簡潔に書かねば。。。)



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