ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



先入観

(心がゾワゾワすると思ったら、精神系のクスリを土日は飲み忘れることが多くてあわてて服用)

珍しく連投!

ASD発達障害、うつ、に関する他者からの先入観の固定観念だの語ってきました。

外国人=英語が話せる

という自分の先入観でちょっと失敗した話しです。

 

相変わらず歯が悪いので歯科に通っています。

最近流行の同じ建物に医療クリニックが集まっている形式のところ。

自分の目的地はビルの5F。

エレベータホールに東南アジア系の母親と娘さんが居りました。

どうやら眼科に行きたかったらしく、日本語+英語+母国語?とジェスチャーで行き先を聞いてきました。フロアリストに英語表記も無く困っていた様子。

4Fであることを告げました。ゆーきゃんふぁいんどざくりにっくおんざふぉーすふろあ

おん、いん、あっと辺りは怪しいので適当 笑

 

4階で降りた母娘にお礼を言われがも、外でいきなり落胆の声が。

自分の予約時間にも少し余裕があったので、私もその階で降りました。

予約なしでいきなり来院したようです。土曜午後で既に診療終了していました。

 

幸いにも、診療時間帯の表が入り口のドアに表記されていました。

横軸:曜日

縦軸:午前・午後

要素:診療しているかが「○」「/」

今は、土曜の15時5分前。

横軸のインデックスはもちろん漢字、午後と言っても15:00-なんですが「/」表記

この眼科は さたでい あふたぬーん は くろーずど であることを伝えましたが母君はいまいち理解されていないご様子。

娘さんは、多少の日本語と英語がわかるようで、母国語でなにやら無理であることを伝えています。

えにうぇい いんでぃすたいむ のこの眼科は のっと あべいらぶる とか説明したら

母君「OK なう は クローズド なんですね?」

娘さん「来週じゃないと無理ってことだよ」

(めちゃわかってるし、日本語じゃん!)

 

納得されたご様子で、お礼を言われ、エレベータの下ボタンを押していました。

自分は、非常階段で一階上の まい でぃすとねーしょんの歯科へ。

 

診療中、久々の道案内が伝わらなかったことの考察で頭がいっぱい。

オジサンの行動パターンのまさに汗だく状態で額に汗が流れる、後頭部に汗が存在している超緊張状態でハンカチでぬぐってばかり。

 

ASDの説明ベタ、言語の障壁、コミュ力、親切心とは?等々、自己嫌悪状態で自爆していました。

 

部屋に帰ってから考えたら、実は似たような経験が過去2回ぐらいあったことを思い出しました。

相手方は拙い日本語で一生懸命伝えようとしているのに、英語なら伝わるでしょうという先入観で会話力は日常会話よりチョイ下で、伝えようとする自信だけは会得していたので繰り返したり、無い語彙力から表現変えたり。。。当時も自分の英語の即興力の無さに落胆していました。

ところが、過去事例では「いんぐりっしゅ も あまり わかりません でーす」と言われたこともあります。

 

彼ら(街中で道を聞く)は、共通するのは日本語で会話を試みていることです。

自分の先入観で、ノンネイティブな外国人は英語なら理解できるのだろうという間違いをようやく理解しました。

 

似たような場面で対応する2例

1.病院の受付の女性がが外国の患者さんに対して、「日本語」で何度も説明している。「言っていること分かりますか?」まで言っちゃう

2.日本語は得意では無さそうなお方への道案内で肝の座ったおばあちゃんが「日本語」で指を差して説明している。相手の日本語部分の反応を拾って、違う違う、そうじゃなくてと繰り返し説明

 

ビジネス交渉や学校でもないし、国籍問わずこの国にいて街角で話すのなら、この国の言葉で話すのが普通なんじゃないのか?と自問自答する私でした。

 

では。

 



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