ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



人生を変えた3人(続き)・核心部分

悪い意味での3人です。


1人目は父親。すでにお話ししています。

・この世に生をもらったこと
・小さなころから研究者、技術者の素質を養ってくれたこと
・大学4年+修士2年までサポートしてくれたこと
・その他親としてのもろもろの事柄
それを差し引いてもマイナスになってしまう要因
・スパルタという名の暴力による教育
 卑屈になり怯える性格がASDに上乗せされてしまった
・甘やかされもしたが、創造性の部分で干渉を受けた
 根拠のない自信というものが人生に存在しなくなった

帰れば技術論で話を咲かせる仲になっているので自分としてはマイナス面を流せるようにはなってはいます。


2人目は中途で入った会社の同期かつ上司。
現在の職場の30になる先輩にあたる人にも基本は敬語まではいかなくても丁寧語で指南をうけます。歳や自分の経験をさらけ出してくる輩および自信が無いから大声とか能力が無いにそれを隠すための虚勢を張る輩にろくな人間が居なかったのは経験が物語っています。
さておき、一番仕事ができなかった人間。公私混同で上位上司の力を借りて多くの他部門を巻き込み掻き回してもお咎めのない。私の人生の悪影響を与えた最悪の人間。
結果、キテレツな動作をする人間の指示にASDが対応できるわけが無く休職するまでに。
後ろ盾が無くなったらどうするのか。。。学術的分野でちょろちょろと名前を見かけます。さすがに自分の振る舞いによる周囲の反応には気づいていると思いますね。
自分のASDが休職を通して発覚しました。こんな人間が世の中にいて指示を出す側の管理職になれるのだと最強の反面教師となりました。そして、理不尽と不条理という言葉を改めて知らされました。


3人目はお初ですかね。
嫁さんも意外と言ってました。直近の元上司です。
人生最悪の「状況」を与えてくれました。半年の期間、壊れる実質の時間は3ヶ月。
ニューロンやつなぎ目であるシナプスもかなり減っている50前の技術者の脳ににフラッシュバックや悪夢さえ未だに見る脳神経回路を形成できるとは人間の脳も侮れません。もう覚えること衰弱している初老の記憶機能に極度のプレッシャーと孤独の恐怖を書き込んでくれました。
皮肉を得意としていましたけど立場が変わればパワハラや侮蔑にイコールまたはそれ以上になることは気づいていたのでしょうか?別途語る機会もあるかと思いますが今はやめておきます。


意外と思っていた候補が2つ前の上司というか指導をした方。当時の私はブログで言いたい放題でした。2回目の休職の原因でもあります。会社経験(が良いとは言わない)が無いせいか工数、仕様変更や追加要求に対するマネジ、作業する人間の負荷などの考え方がめちゃくちゃで周りのスタッフも反発するくらいでした。
人間らしい生活に関してはマイナスもマイナス。偶然なのか自分の意志なのか、創造する機会は与えられ、40過ぎたおっさんに海外での共同開発の機会さえもらいました。
まぁ割込みは酷かったですけど。。。この自分のモチベを上げる材料のプラス分で差し引きゼロぐらいですかね。

精神まで病んでおいてその尺度はひいきしてないか?と思われるかもしれません。
時が過ぎ冷静になってASDなりの考えをめぐらせた忌憚の無い評価です。
他のこととは完全に独立事象です。


悪役を立てることで自分の落ち度を隠蔽する、というのは人としてどうか?というのは重々承知です。もう性格も直りませんし空回りしない程度に今後は自重はします。

逆に人を信じすぎて痛い目に遭うのはもう御免です!


別の切り口で考えると、何らかの形・方法で人生の時間を奪った・無駄になった。です。特に2番目は酷い。3番目は期間は短いですが私の思考機能に無駄な心配や混乱をする支障を残してくれました。


今の仕事は給料相応であまり創造力を必要としない内容です。対費用効果が高い内容です。嫁さんが安い給料でおそらく自分に対しての言い訳でもあろう、私の「心の安定が最優先」の気遣いが表面上でも嬉しいです。


かなり長くなりましたが、1つの通過点を踏むことができました。



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