ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



2019-10-26から1日間の記事一覧

学術論文の採録・掲載の流れ4(経験談)

査読をするのは人間です。 最近は公平な審査のために主に外国の学会が著者、所属部分を隠して査読者に原稿を渡したりします。なぜか? 著者に著名研究者がいたりとか所属の大学でバイアスがかかってしまうことを防ぐためです。 これも万能ではなく、本文中に…

学術論文の採録・掲載の流れ3

審査基準などは学会等のWebページで公開されていますが、まあ漠然としてますね。 査読者への査読方針などは非公開なので書けませんけど学術誌の品質を保つためにかなり厳しい審査を求められます。 これも後日に挙げるつもりですが引退した研究者を生業として…

学術論文の採録・掲載の流れ2

私の分野では米国にしろ欧州にしろ外国の先生に査読を頼むとレーティングはさすがオールオアナッシングで5段階評価であれば1か5しかつけてきません笑 コメントも淡白で本当に読んでいるのか?ってのもあります。そのための複数人ですし編集者が最終判断を…

学術論文の採録・掲載の流れ1

学術論文が重要な世界があることは分かってきていただいたでしょうか。お話ししたように投稿すれば掲載される訳ではありません。 基本的な流れです。 誰が載せるか載せないかを決めているか? 編集者、さらに編集者任命された専門家である査読者(レビュアー…

学術論文と重要性

ある注目する論文の重要性についてです。最近は考え方が変わってきましたが、アカデミック関連での成果に論文掲載・採録数があります。その論文1本の重要度にかなりの差があり、成果の算出で常に揉めます笑 そうすると数値化する方法が出てきます。しかしな…

学術論文と学会

最先端の研究成果を科学雑誌等で発表するものです。定期的に刊行されるもので有名どころではNature(ネイチャー)やScience(サイエンス)があります。科学全般で、掲載されること自体が名誉です。雑誌ですから記事で構成されています。それが投稿された論文…



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