ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



無意識

意識の定義とその動作原理は、哲学的にもなり物理法則でも表すのが困難だというお話をしたことがあります。

以前の職場で厳密ではない定義をして研究をされている先生がいました。答えが見つからないところを悩んでも仕方がないので仮の取り決めでした。

研究内容が流行のAIの認識ではなく、人間のどちらかといえば錯覚などの認証の原理をモデル化している感じでした。

その先生曰く、無意識は、例えはともかく、ぼーっとしていてもクルマを運転して家に帰っていた、というものです。クルマの運転方法、道順、信号機による停止の反応をガチガチに考えながら行動に移すという流れの逆ですね。経験や学習が表の意識ではなく行動を自然と起してくれるようなものだそうです。

聞いたときは、イヤそんな安易なものでない!と思ったのですけど、何らかの区切りを仮定しないと話が進まないので一理あるかなと後に思いました。

大層な前置きでしたけど、以前入浴時にシャンプーしたか忘れる行動がありました。

最近のちょっと意識してその都度の行動を振り返ると、どうやら前述の無意識状態で洗っているみたいです。

ただ、手にシャンプーをとり頭髪に投入したあとの泡立て期間が異常に短いようです。

あまりきれいなお話ではありませんが、はじめからこうするぞ!と決めて行動したときに1回目の泡立てがそれほどではありません。汗や頭皮の油?などで全く泡立たないのです。

ん十年前に聞いた話、おそらく女性の洗髪のお話しかとおもいます。いきなりシャンプーをつけるのではなく最初にお湯で流しておくと70%の汚れが取れるというのを聞いたことがあります。70%の根拠は定かではないのですけど男性にも適用されるとして若いころはやっていたかもしれません。

分泌物も多い初老なので、2回洗いしないと泡立ちませんしスッキリしません。

1回目をお湯だけの試行は見事に失敗です笑 汚れをただ髪の上でのばしているだけで無意味でした。

今までの髪洗ったっけ?はほとんどが洗ったのですけど、2回目も必要だよ、ということのようでした。どうもお湯を掛けただけの感じがしていて違和感を感じていたのですが2回洗いが必要だったということです。

出稼ぎの家でユニットバスにぼーっと体を洗っている無意識の謎が1つ解けたような感じです。

 

ただ、やっぱり湯船に浸かりたいという欲求はありますね。

 

では。



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