読むのを諦めた本
書籍はいまだに読みます。
読むと言うより、参照する感じですかね。
技術専門書です。
嫁さんに勧められたミステリー系の小説は読んだりしました。
カサンドラを耐え抜いたアスペ夫の好みもわかっているらしいので、文学、映画好きな嫁さんからすれば、わたしにハマるものは分かるらしいです。
うちの実家の父親が潔癖で、図書館、古本なんてもってのほかなので子供の頃に本に馴染みはありませんでした。少年誌ではなく学習用のマンガは古くからあり、新品を買ってもらって知識はそこから得ていました。
日本史、国語にでてくる近代の文豪と名前と作品の一致が取れないので、試験問題になるとほぼゼロ点でした。
アニメが面白かった原作のラノベも数作品買ってみたのですが、うーん、なんだろうな頭に入ってこない汗
まあ、5教科成績で常に足を引っ張る国語の本嫌いです/でした。
違う分野の実用書的なモノを読んでみようと挫折した1冊目。
当時、もしドラというアニメやドラマが流行ったときでした。こちらの書籍は読みましたけど後半かなりこじつけてるなぁと思いました。これではなく、その元の訳本、ドラッカーのマネジメントが対象です。
マーケティングやイノベーションが重要な要素であるところまではわかったのですけど、組織のところで一般企業の前に公共機関も同じという例で出てきました。役所ではないのですけど研究機関にいて、お金の流れまで人出不足で管理していました。
お金の出所、立場、流れ、が全く当てはまらない!
ここで挫折でしたね。そこの章を読み飛ばしたのですけど、結構その先でも組織としての公共機関が引用されるのでいちいち引っかかります。
実用書ではないのですが自分で何とか読み進めようとかれこれ10年。
130ページ程度の文庫本。タイトルはぼやけさせます。子供のために哲学。
ググるとちょっと引っかかってきますね。子供の主人公と哲学解説するネコの対話形式。理系とかの区分けをすれば対極に位置する分野ですよね。
めちゃくちゃ書込みと、付箋+メモが張り付けてあります笑
テーマとしては人間、ルール/法律、善悪、倫理観、言葉、勉強などの努力の必要性、その他応用、という流れ。ルールや国家ができる流れはなんとなく理解はできます。ASDなのかゴシックで強調された複文の理解に困難をきわめます。解説のネコの発言部分ですが、主人公はよくわからないなぁで先送りして後で別視点で解説という形です。
書込みで重要部分であろうところと理解できなかったところに印が付いています。
さらに文字としては疑問文が多数書き込まれています。~とは?そう言い切れるのか?挙句の果ては、~と定義して良いのか?です。
入門書なのでおそらく一般的に受け入れられる「仮定」なのですが、そこに引っかかってしまいます。
別途お話ししたい元管理人が論破王とか言われている論理的思考、論理学で結構面白いと思って学生時代勉強したのが演繹論理という分野です。いくつかの仮定が論理学のルールで正しいことを証明するようなもので、ちょっとプログラミングかアルゴリズムに似ています。
話を戻して、半年ぐらい前から読み返したのですけど、一番最初の文章。人間は○○するために生きている。○○は動物的というか堕落というか、読み手をえっ?と思わせる最初の掴みの部分でしょうね。
その最初の1行に矢印で書込みされています。
・このように定義する理由は?
・このように定義できる理由は?
・そもそも○○とは?
前述のように論理学的には「仮定」部分で後でその過程で展開していって問題ないことが証明しなくても筋が通るのでしょうけど、そこから引っかかってます。単なるクレーマーですよね笑
読もうと努力して明確に挫折した2冊を紹介しました。
では。