ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



デジタル機器のアナログ的対応

近くの良く使うドラッグストアのポイントカードにバーコードが使われています。

会員番号をレーザースキャン式で読み取ります。

すでにスマホアプリに移行しており、再発行はしないとのこと。

バーコードの右側6本ほど縦方向90%印刷が剥がれてしまい読み取り可能範囲がかなりピンポイントです。

この系統のスマホアプリは使いづらく、評価も☆2~3程度。

そこで、薄ら残っている消えた部分を「鉛筆」実際はシャープペンシルと定規でなぞって濃くする試みをしました。ポールペンだと修正が効かないので、鉛筆です。

指でこすっちゃうと簡単にはがれてしまうので扱いは面倒ではあります。

6本ほどを書くというより塗る作業。

両端、真ん中にある2本1組のガードバーを細めに。

右端のチェックデジットともう1桁くらいも慎重に塗っていきます。

太線、細線、大きい幅の空白、小さい幅の空白のそれぞれの幅を読み取ります。

細線が多少太くなってしまいましたが消しゴムを使うと全体が消えてしまいます。。。

高さ方向は読み取り機の傾けに対応できれば良いので、8割くらいしか塗っていません。つまり上下は消えたままです。

バーコード下のアラビア数字はほぼ判別不可能。読み取れないとき店員さんがこれを読んで打込むのですけど、修復したバーコード頼みです!

最終手段に電話番号で確認ってのもあるんですけどね。

鉛筆修復部分が拭き取られないようにその面に接するカードはプラスチック製のモノで重ねて財布に収納しています。

大層なタイトルでしたが、デジタル機器でもある程度の仕組みを知っていればアナログ的対応でも延命はできますって話でした。

消耗電池を冷蔵庫で冷やす的な。

最近の機器は小型化の上に仕組みがブラックボックスなので障害発生時に対応が難しくなりました。規格が公開されているモノはある程度の対処が可能です。

トラブルの多いものは部品不良なのか、製品の初期段階の設計ミスまでささやかれています。うわさでしかないのですし製品サイクルは1,2年で新機種が出てしまうので原因は闇の中になることも多々ありますね。

設計側を生業としていますけど消費者でもあるので、いろいろ勘ぐってしまいます。

電化製品の調子が悪いときとりあえず分解して焼き切れている部分や、異常に発熱している部分の確認をします。電源回路や数百ボルトに昇圧している部分は怖くて素手では触れませんね。基板間をつないでいるフラットケーブルや信号配線などのコネクトの抜きさしで案外直ったりします。

45度斜め上から叩くってのも真空管時代からのお約束ですが、普通にサービスマンもやっていたりするので接触不良の対応もある意味アナログ的かもしれません。

無理やり軌道修正したところでまた今度。

では



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