ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



先端技術

私はいわゆる理系の人です。

AI・人工知能でにぎわっています。

ちょっと詳しい記事を読むと3回目の流行ということが書いてあるかと思います。

研究分野としては結構古いものです。

コンピュータを使ったものは1960年代だったと思います。

人間の知能に似せたりする技術なので、目的や定義などで議論を呼び、哲学まで絡んでくる代物です。

現在商用になっているのは、学習に関する機能が多いですね。

ディープラーニング(深層学習)がこの世代では新しい考え方です。

コンピュータの演算量、速度、記憶量も目まぐるしく発展したので、前述のような人工知能の考え方をプログラムで有限時間でシミュレーション(模擬)できるようになったと言えます。

プログラムが答えを出しているのではなく、あくまで与えられた構造と動作をモデル化してその動きをコンピュータが手伝っているだけです。

中身の構造はわかりませんが、実際に画像認識、通信や交通の制御、物流の管理など幅広く活躍しています。AIに人間の仕事を取られるという懸念は随分以前から言われていました。

知能というくらいですから一番困難だと言われている「創造」ができるまでは程遠いと言われています。この先とんでもない技術が提唱されSFの世界のようになってしまう日も近いかもしれません。

5年くらい前は、上記のプログラム部分の処理を、直接電子回路上の電気信号と電子部品で実現するような研究に、応用方面で関わっていました。

脳科学も医学や工学の方面から引き続き研究されており、AI技術と密接な関係にあります。当時の体感では、医学系の研究者の一部からは所詮は模擬と毛嫌われることもありました。

人間ですからね。自分のテリトリーを荒らされたくないですよね。周囲から見れば技術や成果の交流をして共同研究すればもっと新しいものも出てくるのに。。。と思うのですけど。

 

私がもうちょっと頑張れていて研究職に残っていたら、ASD、もっと広く学習障害を治せなくても解釈や行動を直接支援するような仕組みを考えたかったですね。

イメージとしては直近で流行ってきている翻訳機のように、外部からのあいまいな指示を白黒つける指示に変換し表示なり音声で当事者に伝え、行動する際も周囲に対して足りない部分の助言をしてくれる装置が成果物だったら良いなと思いました。

さすがに脳に針を刺して電気信号を流すような研究内容で被験者になってくれというのは抵抗がありますね汗

 

思い付きでは、自分の話をしているときに3分ぐらいで「話を中断タイマー」みたいなのが良さそうです。コンピュータに処理させるのでどこから自分の話が始まったかの判断とか難しそうですが、カメラなどから顔や表情の認識もできるようになったので相手が不快な顔になったのも判断材料にするのも良いかもしれません。

 

 

ASDであることも当事者として研究に加われそうです笑



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