ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



この1週間の仕事

夏季休暇から明けた1週間、結構な仕事をしました。

大きな仕事を2つ、自分としては新規案件です。

先輩方なら2倍の案件を2,3日で終えられたかもしれません。

締め切りも厳しく、でも託された感じがあります。

あからさまなサポートや手順も私がASD気味と知ってのことか示されましたが、やはり細かい指示や用語、技術が知らないことだったり試行が必要ですと立ち止まってしまうことが多々あります。

 

そのさじ加減が自分でもわからないし、指示を出す方も扱いのわからない人間だと思います。

それらを前提として、今回は自分としてもちょっと敷居の高い内容でした。まとめ役は、入社したときの教育係の10年程度は若い方です。何度か登場しています。一旦離れましたが、ここ半年また一緒に仕事をしています。

鈍感ASDでもさすがにイライラが伝わってくるときもありますが基本的に温和な方で、部門の中でもブレイン・参謀の位置にいます。

本日、その方からある一連の仕事をアサインされまして、助言もかなりありつつ、ここ1週間のこちらの質問攻めを恥じない思い幸いしてか、出戻り無しで1発で終わらせました。

こんな初老でも考えに同意されたときにはうれしいものです。今日の名言は、あるプログラムのようなものに自分が修正を加えまして、実行する前に事前に見てもらったときです。曰く、「自分で同じ書き方をした」でした。単に想定通りの書き方をしたからの発言だったかもしれませんが、良く考えるとそういうことを言われた経験があまりないような。。。

待遇だなんだ、はもう言いませんが、モチベーションの下落に悩んで数十年。

コミュニケーション障害のASDが感じる基本的な人間同士の会話だけで、あ、来週もがんばろうかなと思えたのです。

「がんばる」は私みたいな人間には「何を??」とか噛みつく材料なのですけど、漠然とやる気とは違う、うーん前向きな自分がいましたとさ。

ここ数日の半ば強引なポジティブフローとは別なものと感じています。

 

まあ、共通するのは「心の余裕」があるときでしたね。

 

では。



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