ASDの戯言

40代でASD診断された技術者サラリーマン。生きにくさの記録。

  初老アスペ(ASD)エンジニアの家族・職場などの環境を含めた過去と未来の見通し。



自分の特殊事情とワクチン接種

みなさん疲弊している歴史に残る感染症のワクチンですが、自治体によって供給の差があるようですね。いろいろ調べると、管理区分の単位は都道府県ではなく市町村のようです。

自分の両親と嫁さんの両親の接種は終わりました。副反応も出ていないので安心しています。

私だけに関わることですが、持病のかかりつけ医を変えられない、家族の枠組みとしての世帯主、家賃収入が発生する貸家の登記と税金、等々いろいろ事情により、住民票と住んでいる場所が異なっております。いわゆる単身赴任扱いです。簡単に言えば出稼ぎ・季節労働者。難しく言うと生活の本拠(拠点)が住民票の住所にあることになります。給与所得を含む収入の所得税および住民税は家族いる県や市に払っています。

別居状態は以前からお話ししている通りで、でアスペと分かっていたら結婚しなかったと言い切る健常者の嫁さんと、物理的距離をおけているのは、嫁さんにカサンドラ症候群を発症しないで済んでいる所以です。母子家庭状態で子供たちの世話をまかせっきりというのが申し訳ないです。

さて、この感染症が始まってから心配していたのですけど、ワクチンは住民票があるところで接種するのは当然の流れです。こちらの地域で職域接種が受けられそうだったのですが、行政も混乱していて数週間前にワクチン担当大臣が発表したように立ち消え状態です。

すでに子供を含む全員に接種券は届いており、まだ予約は始まってはいない状態です。休みを取って家族の住む自治体の接種に臨むことは可能です。ただ都心を通過しなければならず、移動中に感染してしまったら意味がありません。

似たような境遇で別の目的で本拠に帰らざるを得ない、まさに国会議員が地盤固めで定期的に本拠に帰らなければいけない事情の方がいらっしゃいます。移動手段で乗り捨て型レンタカーという手段を使っているとのことで、感染リスクを最小限で、これは頭が良い!と思いました。ただ、クルマを借りたところに戻さないなどから航空機、新幹線などの料金の3倍はかかってしまうようです。1人運転の事故リスクもあります。

特殊事情のほうをお話ししました。

何か良い方法は無いかと。嫁さんが先に見つけてくれました。いろいろ行政にケチをつけたいところはありますが、全国一律で特例を設けてくれたようです。住所と違う場所で接種する方法があります。「住所地外接種」という制度です。受け入れる側の自治体の規模が結構大きくないと対応できないようです。

現在住んでいる自治体の予約を取り仕切っている部門に電話をしました。住民票があればネット環境で予約可能です。先月末から50歳以上の受付が始まっています。基礎疾患の有無による優先は無いとのことで、処理の煩雑さを軽減した決定は評価に値します。自分が50歳以上で受付ができるから、という理由も抜きにしてもです。

ちなみに隣接する市区町村の予約進捗をみると、どこもまだ65歳以上の高齢者の接種の対応中です。冒頭の自治体による差があるというのはこのことです。

7月下旬と8月上旬に予約が取れました。住民票のある自治体番号+クーポン番号(個人番号)で管理されるようです。まあ、ワクチンの供給がその時期に予定通り行くかは、全国ニュースから各地で保管事故や供給がが間に合わないなどの事態から、予定は未定状態と考えています。

さらに必要な書類が2つありまして、1つは住所地外接種しますという書類で住民票の自治体と移管される自治体の承認が取れているという届出証です。これはなぜか厚生労働省が発行します。ネット上で申請可能でPDFを印刷して接種会場で提出するものです。家に光回線、PC、プリンタを所持しているほうが特殊ですので、スマホのスクショでも良いようです。スマホが無い場合は郵送対応になるようです。

2つ目が自治体の対応の差が出て困りました。「予診票」と呼ばれるインフルエンザワクチンなどを接種する際の問診票のようなものです。既往歴、特にアレルギーに関する反応などの問いがありこれは全国一律同じフォーマットのようです。

予約の際に、この書類を記入して接種会場に持ってきてくださいとのことで、住んでいる自治体は予約可能な人に接種券を郵送するときに同封しているようです。住民票のある自治体は、とりあえず全員に接種券をあらかじめ全員に送ったようで、予約可能となった集団に改めてその旨と予疹票が送られる仕組みらしいです。住民票のある自治体はまだ65歳以上対応中で基礎疾患または50歳代は9月になる予定のようです。ここで食い違いが発生しまして、住んでいる自治体からは住民票が無いので予疹票を送ることができない、住民票のある自治体から発行してくれとのこと。幸いにも郵送もするけど、自治体のWeb上にPDFをアップしてあるのでダウンロードして印刷したものは有効だとのことでやっと書類が揃いました。

予疹票に関しては2,3回それぞれの自治体への交互の問い合わせが発生しました。初めてでもあり異なる自治体間の連携の仕組みができていないのは仕方ないのかな、という感想です。

医療関係の知識は一般教養程度です。今回使用されるであろうmRNA型という接種しながら治験中と言っても過言ではないワクチンをどう考えているかも語るつもりでしたが自分の接種事情だけで2記事分の文字数なので次回以降に回します。

最後に、ワクチンが開発中で重症化するであろう基礎疾患のリストに入っていなかった、睡眠時無呼吸症候群厚労省が定める基礎疾患リストに入っているのは知りませんでした。あまり蒸し返したくない過去ブログですでに魚拓をとられて手遅れかもしれませんが精神疾患にも該当しちゃいそうです。2次的なのに。

前半でも述べた予約した現在住んでいる自治体は基礎疾患優先は無いので関係ありませんね。

 

珍しく長文になってしまいました。すみません。

では。

 



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